県内唯一の懸崖造りの建物で、かつ最上三十三観音の第5番の札所。寛文元年(1661)3月、山形城主松平下総主忠弘によって建立。唐松山護国寺と命名して、山形城の鬼門の守護仏としたという。その後建物は元文2年(1737)に再建されたが、戦前から戦後にかけて荒廃が甚だしかったので、昭和51年5月、有志によって見事に改築復元され、現在名所の一つとなっている。
【映像公開】2014年10月12日、永井毅
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